ぴゅーもんブログ

カナダ生まれの日本育ち白イルカ(ベルーガ)のぬいぐるみぴゅーもんのブログです、ハワイにもいったよ〜(不定期のんびり更新)

追悼 加藤和彦 一周忌 「加藤和彦 読本」

どうも、これからは川越祭りのたびにトノバンの事を思い出しそうですね。昨年も川越祭りの人ごみのかなで、訃報ツイートをみて思わず涙ぐんでしまいました。あれから一年、色々な特番や本などが出版されて、私にとって、きっとほとんどの人にとって生前より彼を意識することが多かった1年であったのではないでしょうか?
一年経って改めて、彼の楽曲追悼で構成しようかなと思ったのですが、その後の特番などでいままで知らなかった彼の側面を知っても私のとって加藤和彦は一年前のこの日記と同じレベルであることを再認識する事になったので、今日は改めて関連動画は貼りません。追悼で貼るならこれだけにしておきましょう

ここ数日、Twitter上のTLもトノバン関連のツイートがまた増え始めていますね。そんな一周忌に発売された本を買いました。

CDジャーナルムック 加藤和彦読本
発売元: 音楽出版
価格: ¥ 2,000
発売日: 2010/10/15
発売日: 2010/10/15
売上ランキング: 981

まだ読みかけですが、巻頭の山下セイジさんのイラストが雰囲気出ていてよいです。
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やっぱり、私は彼の提供曲とかプロデュース活動に興味あるようで、この本インタビューで70年代から80年代の職業作家としての提供曲にまとめてくれないかという問いに「僕は過去を振り返らないたちなので、自分でまとめる気はないので、どなたか熱意のある方に選曲してもらえるなら、だしてもらいたいよね」と答えていましたけど、ご自身では完全に無理な現在、是非このようなCDボックスを発売してもらいたいものです。
また、小川真一さんの「紀元貳阡年」のディスクガイドに「加藤和彦というと、時代の異端児、フェノメノンといったイメージが強いが、むしろその源流には流行歌や日本の音楽がしっかりと刻み込まれている。このモダニズムと日本的な郷愁とが自然に混合した曲調は、浜口庫之助の系譜に属するといってもいいだろう」と書かれていましたが、まったくその通りだと思っています。そこで、1年前の追悼日記の最後にも書きましたが、日本歌謡にも詳しかったトノバンならではのブルース歌謡のパロディーソングいまだ見つかっていないのが残念です。本気で探しますか。