ぴゅーもんブログ

カナダ生まれの日本育ち白イルカ(ベルーガ)のぬいぐるみぴゅーもんのブログです、ハワイにもいったよ〜(不定期のんびり更新)

フラワー・トラベリン・バンド - 「MADE IN JAPAN」

11月1日から放送されている『ロック誕生 〜ニッポンRock40年〜』で、いきなり、フラワー・トラベリン・バンドの貴重な映像が映し出され私の気持ちも一挙に中学時代へ。実際このバンドの活動時期よりやや後追いで、ジョー山中が「人間の証明」でブレイクする直前くらいの頃でした。当時はまだ貸しレコードやなく、購入レコードが非常に限られている中、無理をして購入した一枚がこ「MADE IN JAPAN」でした。本当は、「Make Up」が欲しかったのですが、間違ってこのアルバムを購入。なぜ間違ったかの言い訳は、当時購入雑誌とかも限られ、そもそも日本のロック情報自体が信じられないほどアングラな情報でしたので健全な中学生には手の届かない情報だからなのでした。なちって、ただのおっちょこちょいなんですけど。情報が少ないというのは事実ですね。ですから、当時リアルタイムにこの辺の音楽を体験した人より、最近後追いでネットとかで調べつくした若い子の方がいろいろ知っていたりするから凄いですよね、私自身最近になってそうだったんだと思い知ること多しです。
この番組を観ていたら無性に聴きたくなって、アルバムを引っ張り出してきてAD変換しました。そのことをこの日記に書こうかとYouTubeで調べたら全曲視聴可能ではありませんか。自分のAD変換の精度の悪さを考えると動画サイトで聴けばよかったじゃんって感じですね。まあ、アナログで聴くのもいいですしこの大きなジャケット(段ボール製のごっつい箱に入ってます)を所有しているだけでもちょっといい気分ですね。
f:id:ArappoCaro:20101103145634j:image
f:id:ArappoCaro:20101103150207j:image
f:id:ArappoCaro:20101103150204j:image
番組も触れていましたが、ロックを日本語で歌うべきかの論争。当時はあまり意識していませんでした。洋楽からロックを聴き始めたので、ある意味英語で歌われるが自然な感じがありました。日本語だとどうしてもフォークや歌謡曲のように思えてしまったからです。ですからフラワー・トラベリン・バンドの英語ロック至極当たり前のことでした。今でこそ、大瀧師匠命なのですが、当時はははっぴいえんどの存在を知りませんでした。大瀧師匠との出会いはナイアガラ音頭からなのです。それ以前は全て後追い。70年代は私に大きな影響を与えたもう一人近田先生の所属する一派であるところの内田裕也派なのでした。頭脳警察も大好きでしたし。やっぱり10代は聴いているだけで警察に捕まっちゃうような音楽ですよね。一生懸命小遣いの元を取るために聴き込んだせいもあるかも知れませんがこのアルバムが一番好きです。メロディックっでハードな演奏に和風な雰囲気も合わさってなんとも言えませんな。久しぶりに聴きましたがkamikazeとかのフレーズ直ぐに思い出しましたよ。
洋楽部門で売り出していたんですね(拡大してもちょっと読みづらいかも)。あたりまえか。
f:id:ArappoCaro:20101103144722j:image

収録曲

  • Introduction

  • Unaware

  • Aw Give Me Air

  • Kamikaze

  • Hiroshima

  • Spasms

  • HEAVEN AND HELL

  • That's All