スペクター・サウンド関係者シリーズ〜レニー・ブルース〜

彼が、スペクター関係者であると意外でした。本業のコメディアンとしてもあまり知らなかったのです。一番有名なのはダスティン・ホフマンによる彼の伝記映画だったりして。これまた観ていないので観たい映画リスト行きです。心配なのは外人コメディアンの話だから肝心の彼のネタがネイティブじゃないと分かりづらいんだろなあというところです。
映画「レニー・ブルース」のあらすじより

レニーは、相当辛口な毒舌スタンダップコメディアンだ。黒人客を目の前に黒人差別用語や、卑猥語を言ったりする。とうとう、警察機関から目をつけられ、法的な弾圧を受ける。彼は、言論を巡る戦いに没頭してゆく。弁護人を解任し、自分で弁護するようになり、その様子をライブハウスで詳細に報告して、客を退屈させたりもするようになる。ついには客や友人たちも、そんな彼から距離を置くようになる。皮肉なことに、問題視された彼の危険な言葉は、彼の没後はそれほど過激なNGワードでもなくなってゆく。

映画そのものはDVDを観た後にまたレビューできればいいなと思いますが、今回はなんとフィレスレーベルとレニー・ブルースの関係のメモです。彼は、フィレスから「レニー・ブルース・イズ・アウト・アゲイン」というアルバムを出しています。コメディアルバムなので内容をほぼ理解不能な私ですが、語り口に独特のリズムを感じるのは気のせいでしょうか。彼はなんとフィレスでのセッションでは、パーカッションを担当したのでした。