ぴゅーもんブログ

カナダ生まれの日本育ち白イルカ(ベルーガ)のぬいぐるみぴゅーもんのブログです、ハワイにもいったよ〜(不定期のんびり更新)

音楽評論家の中村とうようさん、亡くなる

音楽評論家の中村とうようさん、飛び降り自殺か
夕方、TwitterのTLで流れたニュース。かえって調べて改めてこの事実を知りました。しかも、自ら、かもとはです。
ある程度の音楽ファンであれば、その評論内容に対しての賛否に関わらず影響をうけ方であることは間違いないと思います。「ニューミュージック・マガジン」は、創刊時期よりはやや遅れての参加組ですので、はじめからやや、音楽評論関連の中では権威的なものを感じていたためか、あまりどっぷりなファンでは、ありませんでした。でも、いつもその存在はきにかかるものでもありました。
先日から渋谷陽一氏の影響をカミングアウトしているとおり、中村vs渋谷のやりとりは興味深いものがありましたし、パンタがスイート路線を取ったときの「ニューミュージック・マガジン」誌の一連の批判は少なからずその後のパンタの活動へも影響したのではないでしょうか。またこれは後追いですが、「日本のロック状況はどこまで来たか」の座談会も有名ですね。ある意味今日まで影響し続けている活動ではないでしょうか。
それほど、深く日本の音楽シーンに関わった方がこのようなかたちで亡くなられたのは本当残念なことであります。心からご冥福をお祈りいたします。

  • 裸足のボニータ
    この曲をBGMに持ってくる人はいないでしょうね

中村とうよう氏の話とは離れますが)
また、同じ日に「ぴあ」廃刊のニュースもありました。70年代後半から80年代に勢いのあった雑誌がまたひとつなくなりましたね。この当時「ぴあ」を含め「ポンプ」や「シティーロード」、「宝島」、「ビックリハウス」など、たしかに現在のインターネットによる情報共有と一部被るものがあり、時代に必然的に姿を消すのは仕方のない流れかもしれません。この辺は、けっこう割り切っている自分です。もちろんノスタルジックなものはありますけど、それ以上のものでもありません。ただ、マテリアルのものが気薄な現在の状況の揺り戻しは必ずかたちを変えて現れてくとも思ってます。