ぴゅーもんブログ

カナダ生まれの日本育ち白イルカ(ベルーガ)のぬいぐるみぴゅーもんのブログです、ハワイにもいったよ〜(不定期のんびり更新)

つべからひとつかみ - 胸さわぎ / 辻沢杏子

80年代アイドルの中でも比較的じみなかた。けっこう忘れてい人も多いと思います。歌手としての活動もアルバム1枚のシングル5枚ですからね。基本女優さんということでしょうね。デビュー当時はフジテレビの「翔んだライバル」などの学園ドラマでそこそこ人気がありました。
そんな彼女の曲で興味深曲があるのでご紹介

80年代歌謡曲に詳しい方なら「?」と思いませんか。そう、この曲85年発売なのですが、作詞が安井かずみさんです。当時、安井かずみさんはもちろんアイドルとかにたくさん歌詞を提供していたのですが、85年当時には、加藤和彦さんとのコンビでしか作詞していないはずですよね。それがなぜ。そう、これは80年代アイドルブームでけっこうあった、70年代アイドル曲の焼き直しであったのです。サウンドはさすがに80年代当時のそれですが、キョンキョンの「素敵なラブリーボーイ」とかに比べて70年そのままんま臭がつよいですね。この曲オリジナルは、京平先生名曲が多い小林麻美さんなのでした。

  • きらめきの70年代歌謡曲
    この動画の2分41秒あたりからの「アパートの鍵」という曲が上記「胸さわぎ 」の原曲です。原曲というかタイトルが変わっただけなのですけどね。

けっこう、この手の焼き直し歌謡曲という一つのジャンルが存在していうrのですよね。大瀧師匠のように、まったく別の曲としてクレジットされていても、自作のなかで同じメロディの焼き直しというパターンも多いですしね。古賀政男先生とかにも多そうです。昔別の歌手へ提供した曲の焼き直し版というパターン。タイトルを変更したり、歌詞を変えたりするのは、その歌の所有権(著作権的な意味でなく)が創唱主義(楽曲は最初に歌った歌手のもの)にあるからでしょうかね。