坂道のアポロン
久しぶりに連続ものアニメ観ました。しかも出遅れて放送後のネット上のアーカイブで。このアニメのDVD発売時にテレビのワイドショーで紹介されていたので気が付きました。以前のようにアニメとかマメにチェックできてませんからね。
そこで、JAZZがテーマのアニメとは面白そうだなと思い全話ネットにて視聴してみました。そのワイドショーの説明面白いなと思ったのは、アニメの演奏シーンは実際の若きジャズミュージシャンである松永貴志(ピアノ)さんと石若駿(ドラム)さんの実際の演奏シーンをベースに動きをアニメ化しているというところが面白いなと思いました。
- 報道ステーション生演奏「Open Mind」松永貴志作曲
Wikipedia:松永貴志 - universo / Dr.石若駿 Per.二階堂貴文
石若駿 - MySpace まだかなり若いのにかっこいいね。
なるほど、たしかにこのアニメの演奏シーンかっこいいですよ。
そして、アニメ自身の内容はというと、コテコテの青春ものでした。おっさんが観るにはちょっとはずかしいようなくらい。ストレート青春ストーリに時代背景は60年代前半な感じ。いい時代ですね。ジャズからロックへ変わる時代のジャズを嗜好する若者たちなお話です。ロック的な青春ものは過去にありましたがジャズをテーマなものはあまりなかったのではないでしょうか。そして舞台となっている長崎の街並みも素敵です。ロケ地巡りしたいくらいですね。タイトルにもある坂の街いいですね。
- 坂道のアポロン 第7話 文化祭演奏シーン ジャズ
この手のアニメは文化祭での演奏シーンは定番ですね
扱われている曲は、ジャズの名曲ばかりです。でも自分的にはジャズそのものがストリーにもっと絡んできてもいいかなと思いました。また、音楽担当の菅野よう子さんもまた別途取り上げたいかたなのです、いろいろとで。
各話のタイトルが曲名になっておりました。
- モーニン(Moanin')
- サマータイム(summertime)
- いつか王子様が(Someday My Prince Will Come)
- バット・ノット・フォー・ミー(But not for me)
- バードランドの子守唄(Lullabys of Birdland)
- ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラブ・イズ(You don't know what love is)
- ナウズ・ザ・タイム(Now's the time)
- ジーズ・フーリッシュ・シングス(These foolish things)
- ラヴ・ミー・オア・リーヴ・ミー(Love me or leave me)
- イン・ア・センチメンタル・ムード(In A Sentimental Mood)
- レフト・アローン(Left Alone)
- オール・ブルース(All Blues)
落ち着いて思い返してみると、ジャズ演奏シーンとか面白いのだけど、1クールという放送期間の短さもあってか、ストーリ消化か忙しくてじっくりジャズにまでは消化不足のような印象も。このアニメのことツイートしたら原作もよいとのリプをいただいたので、これは原作を読んで補完すべきなのかも知れません。原作もいろいろな賞を受賞したよい作品のようですね。ぜひ原作も読んでみたいです。