ぴゅーもんブログ

カナダ生まれの日本育ち白イルカ(ベルーガ)のぬいぐるみぴゅーもんのブログです、ハワイにもいったよ〜(不定期のんびり更新)

「多忙は怠惰の隠れみのである」(3分間スピーチねた)

この言葉は、7年ほど前に糸井重里氏のほぼ日のコラムに書かれていた言葉ですが、非常に影響を受けました。それ以来、座右の銘的に意識はしているのですが、なかなかその教訓が生かされていない毎日を送っています。
人間、多忙であると、つい、目先のその多忙の原因のことばかりにとらわれて、本来やらなければいけないことをおろそかにしてしまいがちです。忙しいから仕事に没頭してがんばって仕事をしていることは、誰も批判することができず、ある意味常に正当化されてしまいます。いま大切な仕事をやっているのだから、これは後回しにしようとか、もちろん仕事の優先順位を意識することは、非常に大切です。しかし、忙しいときほど表面的なルーティンワークの消化に陥ってしまうのではないでしょうか。その裏で、本当に、大切なことややらなければならないことがおろそかになってしまうことがないようにしなければいけません。
忙しくても、疲れていても、
怠惰にならないように、やっていきたいと思います。

「多忙」な時っていうのは、 現実的な問題がいっぱいあって、 それを現実的に解決したり、 解決しかかっていたりしている状態だ。 そういう時というのは、達成感もあるし、幸福感もある。 ちっぽけなヒロイズムも満足させてくれるかもしれない。 だが、そういう時に欠けていきやすいものがあるのだ。 それは、おそらく「なぜ」という疑問とか、 おおきな視野とか、人間の感情とか、 なにかすぐには役に立たないような、 それでいて大事なことばかりなんだと思うのだ。 教養主義的な意味で言うのではないけれど、 「哲学」に関わるような問題が、 忙しいときにはすっぽり抜け落ちていることが多い。