ぴゅーもんブログ

カナダ生まれの日本育ち白イルカ(ベルーガ)のぬいぐるみぴゅーもんのブログです、ハワイにもいったよ〜(不定期のんびり更新)

ソフトウェア開発生産性の格差を実感

ソフトウェア開発の生産性が人により格差が大きいというのは、周知のことであるが、極力気にしないようにしてきました。しかし、自分が、その比較対象の生産性の低いほうであると実感する瞬間は、悲しいものがありますね。昔から、得意、不得意はありますが、得意分野では、ある程度の能力があると思っていたのですが、得意分野で人に抜かれるのはつらいものです。特にこの世界、だめなときはとことんだめですね。出来る人が自分の10倍や20倍の仕事をこなしてゆくのを観るのはなんとも歯がゆいものです。ソフトウェアの生産性は、驚くほど、その人や、環境、モチベーションの度合いでぶれるものであることを、最近痛感しています。

http://hotwired.goo.ne.jp/original/maegawa/050118/image/01_img1.gif

a. 最優秀者の測定値は、最低者の約10倍である。

b. 最優秀者の測定値は平均的作業者の約2.5倍である。

c. 上位半分の平均測定値は、下位半分の平均の2倍以上である。

http://www.atmarkit.co.jp/farc/rensai2/thinking01/thinking01_01.gif

Xにこだわるとゼロサムゲームに陥る

Y(発注側の売上高とか)を高くし、Z(開発者の開発コスト)を低くしてもよいのである。開発者にとっては使い方次第でYを高くできるような可能性を持ったソフトウェアをできるだけ低いZで作れるようにすればよいということになる。このゲームではどちらもが勝者になれる可能性がある。

ソフトウェア開発の生産性を測る手段は、それによってもたらされるビジネス価値に基づいていなければなりません。
結局ドリームチームが最良の解なのかな。