ぴゅーもんブログ

カナダ生まれの日本育ち白イルカ(ベルーガ)のぬいぐるみぴゅーもんのブログです、ハワイにもいったよ〜(不定期のんびり更新)

昨日の「「エンタメ」の夜明け ディズニーランドが日本に来た!」で、すっかり、ホイチョイに盛り上がってしまったので、本日、朝から休日の家族を置き去りに一人で映画館へGO!! 家族は全員興味なさそうだし、いっしょに付き合ってくれそうな人もいないので、一人さびしく映画館へ行きました。165席の小さな館内が1/3ほどしか埋まっていませんでした。客層も、けっこう年齢層が高かったように思います。大丈夫かな?この映画。もっとも、邦画なんてこの程度なのかな、中高生向けのアイドル出ている訳でもないし、文芸作品でもないですからね。邦画は、ドラマのテレビシリーズの劇場版的なものでないと厳しいのですかね。
で、感想です。めちゃくちゃ面白かったです。私的にはツボにはまりました。昔からのホイチョイファンだから当然ですが、正直、(面白くなかったどうしようと)ちょっと心配でした。でも、それは要らぬ心配でした。「私スキ」のころから(自主制作8ミリのころから?)の映画としての文体?が非常に心地よいです。エンタメ映画はこうあるべきというような基本をキッチリおさえてありますね。
作品の基本は、まさに、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」です。17年という歳月は微妙ですね。元来、私は、タイムトラベルものは大好きなのです。小学生のころみた「タイムトラベラー」からですかね。SFのネタとしては、一番疑似科学で説明するのが難しい分野ですが、その辺をあまりこだわらなければ、けっこう楽しめるものが多いともいます。この手の、タイムトラベルものに付き物なのが、伏線の嵐ですね。この作品も、かなり見る人を、お気楽に楽しめるような伏線が盛りだくさんでした。ちょっと映画観ている人には、オチまでバレバレだったかもしれませんが、私は素直に楽しめました。これまでのホイチョイ作品もそうですが、過去の作品のオマージュとしてというか、敬意が感じられます。これは「「エンタメ」の夜明け ディズニーランドが日本に来た!」のディズニーと手塚治虫の関係の章に書かれていたような、創造における作品の影響しあいのサークル・オブ・ライフそのもを感じました。
阿部ちゃんが女性に殴られるたびにいう「効っくねー」は私スキの「とりあえず」でしょうか?
最後に、自分自身とバブルの関係ですが、この映画の90年は、私の感覚でいうと、2年から3年ずれているような気がします。「まゆげ太っ!」や「君の瞳に恋してる」などは、80年代中盤ころであったような感覚があります。90年は既にディスコは低迷時期に差し掛かっていたような気がするのは、自分があまりディスコとか行っていなかったからかもしれません。90年といえば、インクスティック六本木とかでは、いまのクラブ文化のルーツみたいなことやっていたような気がします。まあ、こちらは、ライブハウスという分類でしょうけどね。この辺の話に関しては、パンフレットにある、馬場監督とピストン西沢*1の対談に詳しいです。このように、好きな人同士がこのようにシンクロすると非常に楽しいですね。
最後に一言感想としては、薬師丸ひろ子は年の割りにかわいいなーってことでしょうか。「ALWAYS 三丁目の夕日」でも良かったですね。

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*1:大好きなラジオ「グルーブライン」でおなじみの