ぴゅーもんブログ

カナダ生まれの日本育ち白イルカ(ベルーガ)のぬいぐるみぴゅーもんのブログです、ハワイにもいったよ〜(不定期のんびり更新)

PM試験勉強メモ -スコープマネジメント-

まずは、用語理解からだな、このところのプロジェクトマネージメントの用語は、PMBOKからきているようですね。PMBOKといえば、90年代後半、思うことあって、ソフトウェアの開発工程に関して調べていました。あまりにも、デスマ的プロジェクトが多かったのも理由の一つです。そんな中で、このPMBOKやCMM、TSPにPSP。果ては、ISO90001による品質管理とか、とにかく現状を改善すべく理想を追求していました。そんな中で、たどり着いたのは、現場を幸せに導く(少なくともそう確信した)XPでした。そのときある意味、XPの暗黒面に取り付かれて、正当なプロジェクトマネージメントをおろそかにしていたかもしれません。弊社では、大規模なプロジェクトをまわすような機会もなかったし。いまでも、PM試験の勉強内容が直接的に現場のプロジェクトに役に立つとは思えないのですけどね。ただ、PM試験の勉強内容もプロジェクトの取り回しの根本は間違っていないと思いますので、大規模プロジェクトもまわせる一般常識としての知識を、さらにアジャイルの開発にも生かせるようになれればと思います。感覚として正しくても、大手SIerと同じ土壌で勝負しようと思ったら、少なくとも用語くらい理解しておかないとね。そういう意味でも、PM試験は少しは意味あるでしょ。
と、本来メモしようとした内容を書くまでの前振りが長すぎたようですね。今日のメモは、「スコープマネジメント」です。PMBOKの9つの知識エリア「品質管理」「コスト管理」「納期管理」「スコープ管理」「組織・要員管理」「コミュニケーション管理」「リスク管理」「調達管理」「統合管理」のなかでも、用語が翻訳的でいまいち自分的にはピンとこないのが「スコープマネジメント」ですね。まづは範囲をしてしましょうということなのでしょうね。でも単純に「何を」「どこまで」を決めるだけではないようです。

  • スコープマネジメントとは、プロジェクトの目標を達成するために必要な成果物とタスクを、プロジェクト期間を通じて定義していき、その内容をやり遂げることを保証すること。
  • スコープマネジメントは、プロジェクトの成功/失敗に大きく影響を及ぼすこと。
  • スコープを決定する際は、プロジェクトの関係者が誰であるかをしっかり押さえて、関係者「全員」の合意を得ること。
  • 定義したスコープは、顧客/開発側双方で確認できるよう「可視化」しておき合意を得ること。
  • スコープの変更を検討する際に、要件の優先順位を検討する場合は、優先順位付けの判断基準を明確にすること。
http://jibun.atmarkit.co.jp/lskill01/rensai/pm02/pm01.html