ぴゅーもんブログ

カナダ生まれの日本育ち白イルカ(ベルーガ)のぬいぐるみぴゅーもんのブログです、ハワイにもいったよ〜(不定期のんびり更新)

ISMS運用説明会

弊社ではISMSを取得することになり、その運用の説明会がコンサルタントの方からありました。基本的な考え方として、自分の会社の現状に合った管理規程を作りPDCAのサイクルに載せてゆくことにあります。特に、このしだいに改善されてゆくPDCAのマネジメントサイクルの重要性について説明されていました。このPDCAの歴史は古く、私が学生のころにマネジメント手法として習った覚えがあります。何の授業だったか忘れましたけどね(品質管理だったかな?)。ISO全般の基本をなすマネジメントシステムであるようです。思えば、自社の品質が悪いことを改善しようとしてISO9000シリーズを勉強していたときにも出てきたような気がします。そのころ、導入失敗例として、この自己成長型のサイクルを無視して、よそからの規程テンプレートを実施しようとしたところが上げられていたのを記憶しています。このときの調査の延長として、CMMやPSP、TSPとかに行き着き最後は、アジャイルに行き着きました。CMMのレベル5のようなどんな問題にもプロセスを改善して対応してゆけまっせ的な考えが気に入りました。この思想さえしっかりしえいれば、アジャイル(XP)をISOにマッピングできるのではないかと、考えている人たちもいたな。
この手の考えが米国からの輸入ではなく、実は、70年代、80年代の日本の製造業から来ているように思います。当時に日本の強さを徹底的に科学的に分析した結果がISOであり、CMMとかなのかなと思うわけです。しかし、2007年現在、本家の製造業さえ当時ほどの元気が無いように思えてしまうのは私だけでしょうか?まして、ソフトウェア産業においてはどうでしょうかね。
PDCAサイクルアジャイルの世界では「ふりかえり(レトロスペクティブズ)」ですね。今読んでる途中ですが、ちょっと翻訳が読みづらいです。

アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き
アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き
  • 発売元: オーム社
  • 価格: ¥ 2,520
  • 発売日: 2007/09
  • 売上ランキング: 2214
  • おすすめ度 4.5