ぴゅーもんブログ

カナダ生まれの日本育ち白イルカ(ベルーガ)のぬいぐるみぴゅーもんのブログです、ハワイにもいったよ〜(不定期のんびり更新)

それぞれの人によるユーザビリティ

誰もが使いやすい仕組みって本当に難しいですね。唯一の正解がないから、いくら頭の良い人が、「この入力はこうするのが作業効率がよいからこのやり方でやれ」と指示しても、実際に入力する人がその効率の良さを理解できていなければ、操作者の感覚的には使いづらいシステムと評価されます。
一つの画面で、初心者用UIとパワーユーザ用UIをうまく苦に合わせしているような画面設計もありますが、非常に時間をかけてアイディアを練っているのだと思います。
一番わかりやすい例としては、ワープロ文書などの保存の場所ですが、我々開発者や論理的思考がなれている人にとっては、多少階層が深くなっていても、ある特定の論理で階層分けされているフォルダへ分かれて保存する方式を好みますが、一般の初心者は、まず、その階層フォルダをたどるところに壁があります。
このように経験やその人の置かれた環境による理解度(?)というよりも感覚の違いを吸収できるような一般化されたUIの設計は非常に難しいでしょう。
上記のような階層フォルダでファイルを管理する仕組みをはじめから上から目線で説明すると操作者は必ず混乱します。いろいろ誘導尋問などを繰り返して、自分からそのよさを気がついてもらえるようにするのがベストですね。(あーめんどくさっ)←って思っちゃダメです。自分から気がついたらすばらしい「アイディアだね」とかほめてあげなくっちゃね。