ぴゅーもんブログ

カナダ生まれの日本育ち白イルカ(ベルーガ)のぬいぐるみぴゅーもんのブログです、ハワイにもいったよ〜(不定期のんびり更新)

大人の科学マガジン「4ビットマイコン Vol.24」

出先の書店で衝動買い。元制御エンジニアの私としては、エンジニア人生の始まりのころのノスタルジアを感じるオモチャなのでした。このシリーズは結構好きですぐ買いたくなってしまうのですが、今までに購入したのは、プラネタリウムのみでした、そしてこの4ビットマイコンです。ちょっと前に発売して大人気になった、テルミンは衝動買いのタイミングを逸してしまったため購入には至りませんでした。基本スペックは次のような仕様です。

  • 動作クロック:4MHz
  • プログラムメモリ:80ニブル*1(40バイト)
  • データメモリ:16ニブル(8バイト)
  • レジスタ数:8個
  • 入力機能:キーパッド、ハードウェアリセット
  • 出力機能:2進数LED、数字LED、スピーカー

ちょっと本格的にプログラミングしようと思うと、キーパッドからコードひたすら打ち込まなければ行けないのが当時の感覚を呼び覚まします。昔のゲーム雑誌とかって、プログラムのダンプリストがおまけとして掲載されていましたよね。それをひたすら打ち込んでやっとゲームが出来るみたいな世界ですね。当時は、その手の学科の学生ではありましたが、プログラミングには、結局ミニコンとかでやっていたので、趣味の世界でそこまでしたくないという気持ちの方が強かったです。その頃はコンピューターのハードウェアよりも、もっとソフトウェア的世界の方に興味がありました、けど、就職後、ハードウェア制御等の仕事をさせられて嫌々ながらもやっているうちに、コンピューターのコアな部分が好きになっていってしまったのですね。いまでは、かなりノスタルジア雰囲気に引かれていじってます。でも、やはり、現在のソフトウェアエンジニアでもこのくらいの基礎知識は楽しめるレベルで習得しておいた方が良いように思います。
今回のこの4ビットマイコンGMC-4は、いきなりプログラムをひたすら打ち込まなくても、7つのサンプルプログラムがメモリに格納されているのでオモチャ感覚であそべます。その部分は、次男の持っている「ゲームロボット21」とほぼ同じような構造なので、次男君も興味をもって遊んでいました。プログラミングまで教えちゃおうかな、本人いやがりそうかな。
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大人の科学マガジン Vol.24 (4ビットマイコン) (Gakken Mook)
発売元: 学習研究社
価格: ¥ 2,500
発売日: 2009/07/01
売上ランキング: 197
おすすめ度 4.5

ゲームロボット21
発売元: ハナヤマ
価格: ¥ 2,871 (22% OFF)
発売日: 2005/09/26
売上ランキング: 5515
おすすめ度 5.0

BGM「初音ミクで電卓 (Kraftwerk 1981)」

*1:4ビットマイコンだから単位はニブルだね、今ではほとんど使われる事はないですね。4ビット単位でまとめるとこの単位、8ビット単位だと”バイト”ということに、だから1/2バイト換算