リスクを避ける事はリスク管理ではない
安定志向を重視する事は悪い事ではありません。しかし、ある程度成功した企業や、資産リッチな企業は、どうしても攻めの経営になれないために、全ての経営判断が安全指向となってしまい、企業そのものが閉塞状態となるのはよくある事ですね。一部の経営層は変革を求めるのに、その会社の文化がそれを望まずにずるずると状況は悪化してゆきます。そのうち不祥事や買収などで、外圧によってやっと変われたりするの見て来ているわけです。
そこで、リスク管理です。成功したければリスクと向き合うこと、これがリスク管理なのですね。リスクを避けていては進まないことはよくある事です。自分自身の戒めとしてもこれを書いています。ただ、管理もされていないリスクを引き受けるのは自殺行為ですので注意しましょう。