ぴゅーもんブログ

カナダ生まれの日本育ち白イルカ(ベルーガ)のぬいぐるみぴゅーもんのブログです、ハワイにもいったよ〜(不定期のんびり更新)

80年前後の雑誌

また、Twitter のつぶやきから

『ウェブで一発当てる方法』を立ち読み。「個人が『面白い』と思ったサービスを次々と投入し、市場の反応に応じて修正を重ねていく」というプロセスは、70〜80年代の「カルチャー雑誌」の成り立ちそのものだ。http://bit.ly/15Lksz

http://twitter.com/t2enonu/status/3836437092

これをみて、当時購入していたサブカル系の雑誌を思いつくままにあげてみる。まだ大切に持っている雑誌もあれば、無くしてしまったものもあります。当時は、ネットとかなかったから、こういった雑誌が情報源であり、雑誌の投稿欄とかを通じてより広いコミュニケーションを求めていたような気がする。

音楽系

現在では超メジャー雑誌ですが、70年代後半時点ではミニコミに毛の生えたような雑誌でした。投稿による記事も多くロックを身近に感じた雑誌でした。当時ライターの岩谷宏氏はその後コンピュター関係のライターに転身したため、仕事の面でもC言語関連の書籍の翻訳でお世話になりました。

  • よい子の歌謡曲

基本的にロッキング・オンのフォーマットで歌謡曲(というかアイドル)版でした。当時、近田春夫先生の影響で歌謡曲大好きでしたから、毎号買ってました。初期は不定期刊で入手が大変でした。

コミック系

  • ぱふ

これも現在では形を変えてけっこうメジャーぽい(読んだ事無いからわからないけど)。女性向け漫画情報誌だそうです。しかし、80年前後では、情報誌というよりも漫画評論誌でした。当時は編集部なども開放的で遊びに行ける雰囲気でした。資金繰りの問題など何時潰れるかといった自虐ネタな編集後記のようなものがあったような。ほとんど同人誌状態(いまの同人誌の方がすごいか)でボランティアで「ぱふ」を置いていない書店へ交渉などしてました。

カルチャー系

  • ビックッリハウス

これは、上記の雑誌よりやや当時からややメジャー(若者の間では)でした。クラスののなかで休み時間などに話題にされるような感じの雑誌。掲載はされませんでしたが、数回、投稿したような記憶が、、、

  • 東京おとなクラブ

学生時代は本屋に入り浸ってこんな雑誌ばっか探してました。この雑誌を読んでいた私は中森明夫の「おたく」と言う言葉誕生に立ち会う事になる。

  • ポンプ

カルチャー系といより、完全な若者向け投稿雑誌。全編読者からの投稿で成り立っていました。この雰囲気がいまのネットに良く似ているように思います。ただ、コミュニケーション速度は桁違いに遅いですけど(笑)。また、このころの情報誌「ぴあ」の「はみだしYOUとPIA」が、その字数制限といい、現在の Twitter と似たような趣があるような気がしました。

SF系

このころまでは、いろいろと議論するネタがあるほどSFが熱かったんだな。ライバル誌の「SFの本」とかも買ってました。SF関係は当時から同人誌がけっこういっぱいあって、SFファンはどこかへは属していました。そのため、文章が苦手なわたしも、仕方なく、所属同人誌へSF評論のような物を書いていました。

ちょっと思い出しただけでも、相当なキモおただな。


書き始めて失敗したと思いました、1つの雑誌で1エントリとすれば良かった。いろいろ思い出して来たような。
BGM
Don't trust anyone over 30