ぴゅーもんブログ

カナダ生まれの日本育ち白イルカ(ベルーガ)のぬいぐるみぴゅーもんのブログです、ハワイにもいったよ〜(不定期のんびり更新)

アリス・イン・ワンダーランド(ややネタバレあり)

地元の普通の3Dで観てきました。アバターの時に字幕がちょっと気になったので、今回は吹替版で鑑賞してみました。最初今回こそは本格的にIMAXシアターで鑑賞しようかと思っていたのですが、スケジュールの都合がつかず断念。結果的にIMAXでなくてもよかったかもしれません。全体的に3Dである意味を感じられなかったのですよね。ちょとお映像が豪華になったって感じだし。わざわざ戦闘シーンをアリスに入れなくても良かったのでは?って感じです。
今回のテーマである「19歳のアリス」の意味がどうもおじさんにはあまり理解できなかったようです。この映像でオリジナルストーリーを完全リメイクしても良かったんじゃないですか。もちろん主人公のアリスは6歳時代の娘で。本編でも回想シーンでちょこっと出てきますけどそのイメージがなかなか良かったから期待。このバージョンがヒットしたら13年前版として作られないかな。
それから、どうも自分の感性では、前後の現実世界のエピソードが余計な感じがしてしまいます。このアリスは、エンターテイメントの鉄則通り、アリスは非現実の中で成長し、現実世界へも戻ってゆくのですね。アリスも戻ってこなくてよかったんじゃね。そう考えると、アバターの革新性をあらためて納得しました。(via 岡田斗司夫の「ひとりテレビ」2010年1月4日版「アバターの話」より)
これはネタバレなのかも知れないけど細かいところの気になりキーワードは、現実とアンダーランドを繋ぐ存在としての芋虫アブソレムが吸っている水煙管(阿片?)。そして、現実に戻った時の蝶々アブソレムとアリスの中国ビジネス進出。これって・・・・そういう映画なのね。

どうも、ティム・バートンジョニー・デップということで期待の大きかった分評価もやや厳しいかも。