ぴゅーもんブログ

カナダ生まれの日本育ち白イルカ(ベルーガ)のぬいぐるみぴゅーもんのブログです、ハワイにもいったよ〜(不定期のんびり更新)

ルパン音頭

週末購入したルパン三世ジャズノートを読んでいたら、珍盤「ルパン音頭」について書かれている節が在りました。この曲は、しばらくの間、ルパン関係の利権を持つコロンビアと三波春夫関連の利権を持つテイチクの関係から長い間CD化がされなかった音源です(2008年にCD化されてます)。大野さんここでのお話はレコーディングの時の三波春夫さんの印象などが語られています。

  • ルパン音頭
    歌/三波春夫 作詞/モンキー・パンチ 作曲/大野雄二、ディスコがデシコに注目

本日、この有名なルパン音頭を取り上げたのは私がかねてから疑問に思っていた事をさらに強めさせる記述に目がいったからです。その記述とは「(映画のエンディングが音頭である)アイディアを出したのは、映画を制作していた東京ムービー新社の社長さんだったと思うけど」の一文。音頭といえば、個人的にはナイアガラ音頭なわけですが、70年代に「音頭」がそれほど 流行って訳でもないのにこの発想。ここで私の大胆な仮説。当時の東京ムービー新社の社長である藤岡豊氏はナイアガラーではないか節。
この映画の公開が1978年12月であり、ナイアガラ音頭発売は1976年3月です。この音頭発想の原点にナイアガラ音頭があったと考えても不思議ではありません。さらに、最初にナイアガラと東京ムービーの関係を疑ったのはど根性ガエルからです。ど根性ガエルの1973年放送の第69話「空とぶくじらくんの巻」なる話が、大滝詠一の1972年6月に発売された「空飛ぶくじら」の影響を受けていると思っていました。(ちゃんちゃんこ版「空飛ぶ鯨」は1975年発売なので違うでしょう)

  • 「空飛ぶくじら」三ツ矢フォークメイツ

なんといっても、大滝詠一師匠が東京ムービーと直接関わったこともありました。それは、1980年に東京ムービ制作の映画「がんばれ!! タブチくん!! 」のエンディング曲を作ったことでしょうか。『A LONG VACATION』でブレイク前の採用というところにナイアガラー的なものが。

  • がんばれ!!タブチくん!! ED
    「がんばれば愛」 唄:クレージーパーティー(根本 要)埋込禁止ですが強行貼付け


三波春夫 ルパン三世を唄う
アーチスト: 三波春夫
発売元: テイチクエンタテインメント
価格: ¥ 1,709 (5% OFF)
発売日: 2008/04/14
売上ランキング: 106118
おすすめ度 5.0