70年代アイドル 目黒ひとみ
あのピンクレディを手がけた「ホニオリ♪ 」飯田久彦氏が初めてディレクターを務めた新人だそうです。80年代のアイドルブームの中で既にマニア受けするタイプの70年代アイドルのひとりであり、既に当時からアイドルコンピレーションアルバムに収録されるような娘でした。彼女、スタ誕出身なのですが、中1で合格ということもあり、合格からデビューまで2年もまたされたそうです。待たされている間に後から合格した岩崎宏美は先にデビューしてしまったのでした。そのためか、この娘本名は「石田浩子」っていうんだけど、直前にデビューした、池田ひろ子や石田文子と紛らわしいという理由から目黒ひとみとしてデビューです。
シングル3枚のみでアルバムまで出せなかったB級アイドルの典型ですね。でも、その後あのアイドル再生グループ「ギャル」で再デビューすることになるのでした。
この娘のキャッチフレーズが「食べたくなるよな女の子」なわけですが、シングル3枚の曲のタイトルがまさに食べたくなるよな曲です。全体的に典型的なオールディーズ風70年代アイドル歌謡。もろオールディーズじゃない感じがいいですね。
A面全体を編曲されているあかのたちおさんは、すぎやまこういちさんのお弟子さんで70年代歌謡には素晴らしい功績を残しています。
- わたしのシュガーボーイ
山川啓介作詞/中村泰士作曲/あかのたちお編曲。
http://www.youtube.com/watch?v=KfLYHF4Dy60:MOVIE:SMALL
- ラブ・コール10:30
山川啓介作詞/中村泰士作曲/あかのたちお編曲。B面にも手抜きがないですね、途中電話の話し声が入るのはなんか懐かしの受話器って感じですね。
http://www.youtube.com/watch?v=2bVs0UqJWO8:MOVIE:SMALL
- アップルパイが焼けるまで
山川啓介作詞/中村泰士作曲/ボブ佐久間編曲。
http://www.youtube.com/watch?v=Mh_xrXdL3QE:MOVIE:SMALL