ぴゅーもんブログ

カナダ生まれの日本育ち白イルカ(ベルーガ)のぬいぐるみぴゅーもんのブログです、ハワイにもいったよ〜(不定期のんびり更新)

つべから一掴み - お願いがあるの / 木元 泉 & 大橋巨泉とザ・サラブレッズ

昨日のボサノヴァの名盤エントリ繋がりで本日は和製ボッサです。とくにこの曲のB面「どこかでだれかに」は和製ボサノヴァの中でもかなりの名曲ではないでしょうか。まあ、巨泉さんのバンドなわけで、巨泉さんといえばJAZZですから当然な出来なのかもしれません。きもといづみさんにかんするその後情報は少ないですね。ただ、ここで詳細された曲は名曲が多く、各種コンピレーションCDに入っているようです。巨泉さんといえば「大橋巨泉 プレイボーイ入門」も『円楽のプレイボーイ講座12章』に続いて抑えたい1枚ですね。

大橋巨泉のもとに集った音楽界のサラブレッド・・・・ザ・サラブレッズがレコード界にデビューします。大橋巨泉とザ・サラブレッズは、TV番組(11PM、巨泉にまかせろ等)で既に皆様に御馴染ですが、バンドの紅一点・木元泉の唄を中心にして、まとまったクールなサウンドはヤングエイジからオールドエイジに至る迄非常に巾広いファンの支持を受けておりレコードの発売が長い間待たれておりました。
★「お願いがあるの」は非常に甘い夢のある曲で恋する女性の美しい感情がよく表現されていますが、それもそのはずTVラジオ等の司会で大活躍の一谷伸江が大恋愛中に満ち足りた気持を何とか表わしたいと云う純粋な乙女心から書いた詩をもとにして作られたものだからです。その上一谷伸江の旦那さんである大柿隆一が編曲を担当・アツアツムードの二人による作品なので甘い曲に仕上がるのも当然の事かもしれません。
★「どこかでだれかに」は、大橋巨泉が作詞したもので、ボサノバの軽快なリズムに乗せて、スキャットが印象的なザ・サラブレッズならではの爽やかな曲です。

★メンバー紹介
■木元泉 (ヴォーカル)
  昭和24年3月8日生
  広島市立鈴峰女子短期大学外国学部卒
  趣味 絵を画く事 星を見る事
■大橋巨泉 (コーラス)
  昭和5年3月22日生
■杉原淳 (テナーサックス)
  昭和11年8月6日生
  東京教育大学 理工学部 卒
■根市タカオ (ベース)
  昭和10年5月1日生
  慶応大学 経済学部 卒
■池貝まさとし (ドラム)
  昭和12年3月27日生
  成城大学 経済学部 卒
■中島一郎 (ピアノ)
  昭和14年5月15日生
  横浜国立大学 学芸学部 卒

「お願いがあるの」ライナーノーツより転載

作詞の一谷伸江さんも11PMに出演されてましたけど、このような裏話があったとは知りませんでした。

  • お願いがあるの / 木元 泉 & 大橋巨泉/サラブレッズ
    作詞:一谷伸江、作曲:杉原淳、編曲:大柿隆一。
  • どこかでだれかに / 木元泉・大橋巨泉とサラブレッズ
    作詞:大橋巨泉、作曲:杉原淳、編曲:渋谷毅。スキャットが素晴らしい。
  • 笑わないでね / 木元 泉

  • 風の子ジョニー / きもといづみ
    作詞:山川啓介、作編曲:渋谷毅。ちょっとボサノバ的からは離れますが、この曲もいいですね。と思ったら作編曲が渋谷毅さんじゃないですか。

大橋巨泉 プレイボーイ入門
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