ぴゅーもんブログ

カナダ生まれの日本育ち白イルカ(ベルーガ)のぬいぐるみぴゅーもんのブログです、ハワイにもいったよ〜(不定期のんびり更新)

失敗の評価 マドルスルー

日記のタグを整理していた「後で書く」というタグがあり、底に下記の2つの項目が登録されていてタイトルだけでした。4年前に、書き切れない内容を項目だけ上げておく目的で作ったようですがその後、使い切れていないようです。

2007-03-06(火)
[http://d.hatena.ne.jp/ArappoCaro/20070306/1173195796:title=[後で書く]リッツカールトンのクレド ]
[http://d.hatena.ne.jp/ArappoCaro/20070306/1173195797:title=[後で書く]失敗の評価、マドルスルー ]

上記のうち「クレド」の方は直ぐに日記に書いたのですが、「マドルスルー 」の方はまだ補足していなかったので、ちょっと今の思いを記しておきます。

ネット上で、「マドルスルー」を検索しても、ちょうど上記のメモ時期の文章が多く検索されます。というのも、この時期に茂木健一郎さんによる番組「プロフェッショナル 仕事の流儀 第43回シリコンバレー、疾風怒濤
〜技術者・渡辺誠一郎〜」の中で、使われていいたからです。

マドルスルーとは、出口が見えない泥の中をもがき続けながら、解決策を見つけるという意味であり、その泥の中から顔を出すためには、頭で考えているだけではだめで、体を動かし、もがきながらも行動に移さなければならないということを含んでいます。

ネット上の情報はその放送年以降新たに言及する人は少ないですが、多くの経営者に共感を得る考え方でしょう。現在の状況は放送当時の2007年りはるかに悪くなっていますからね。ある意味ブレクスルーより、よりいい加減な考え方とも言えるマドルスルー。シリコンバレーでのスタイルに合ってそうですね。
シリコンバレーで働きたい方はバブルの間に是非どうぞ
シリコンバレーといえば、ブログ購読している渡辺千賀さんの記事でも書かれていますが、最近またバブルが復活しつつあるようでね。まさにバブルだから実態は分からないけど、才能のある技術者ならシリコンバレーで働くチャンスのようですね(遠い目。。。)。
無謀にもシリコンバレー行きたい願望の20年前思い出すな。今じゃ、まさに現実の泥沼抜け出すためのマドルスルーなのですけど。考えるより行動しかない状況なのですよ。シリコンバレーでこれからスタートアップしようする人たちも先がよくわからないという点ではマドルスルーだけど、ブレイクスルーほどの明確なマイルストーンを提示できない状況下においては、まずもがいてマドルスルーかな。評論は得意なんだけど、泥沼状況を抜け出すには、もっと手を動かさないとね。

ちょっとリアルな愚痴を(スルー推奨)

顧客の要件を安く実現するために、スクラッチな開発ではなく、ある会社のパッケージを得意先へ収めたのだけど、パッケージとはいえ客先要件を満たすのにはカスタマイズが必要であり、その部分が未完成まま、その会社消滅してしまいました。そういった時の契約など詰めが甘かったのもいけませんが。けっきょくそのお客さん別案件でも弊社が大変お世話に成っているので、開発ベンダーが亡くなったから御免というだけじゃ済まない状況であり中間に立った弊社がなんとかするしかない状況なのです。
弊社の現状いろいろ問題は山積みだけど、一番ヘビーなのはこれかな。とにかく要件満たす物収めないとね。