ぴゅーもんブログ

カナダ生まれの日本育ち白イルカ(ベルーガ)のぬいぐるみぴゅーもんのブログです、ハワイにもいったよ〜(不定期のんびり更新)

Zip-A-Dee-Doo-Dah / Bob B. Soxx and The Blue Jeans

先日購入した、「Philles Album Collection 」のなかからの1枚です。そもそもこのアルバムタトルの「Zip-A-Dee-Doo-Dah」というディズニーの曲が大好きなのです。再生リスト「Zip-a-Dee-Doo-Dah」なども作って以前より少しずついろいろなカヴァーなどを集めています。オリジナルは、ディズニー映画 「ソング・オヴ・サウス(南部の唄)」であり、まさにアメリカを代表するような曲で、様々な方にカバーされているのです。そのあたりは、むぎ茶の昭和懐メロ&CMソング大特集: 大当りおまじないソング(魅惑のヒット・アルバム 関連)でも以前に特集されていましたね。
彼らの最初のシングルでもあるのこの曲は、間奏の不思議なエフェクトのギターが特徴的なのですが、これは、他の楽器用に設定されていたマイクが偶然拾った音だそうです。こういった、構成される「音」がどのようにレコーディングされたのかとかが後の様々ミュージシャンにとって謎であり再現不可能なテクニックとして話題にされ、試行錯誤により再現されていったわけですね。また、このシングルからB面がいわゆる「手抜き」な、リハーサルの合間に録ったジャムセッションであるインスト曲が組み合わされるように成ったそうです。一説には、A面があまりにも有名曲のカヴァーであるために、当時のDJに安易なカヴァー曲でB面と勘違いされないために、あえてB面は意味のないインスト曲としたそうです。職業作家&シングルの時代のヒット曲に対する考え方はかなりシビアなものがありますよね。そのへんも含めてすべてをプロデュースする立場のスペクターはまた色々ないみで凄いななどと感心したり。そして、このグループ最大の魅力はボビーには悪いけど、ダーレン・ラブなんだろうな。
たしかに、名盤とは言えないかもしれないけど、スペクターサウンド誕生を探るには面白いアルバムかもね。何よりも、大好きな「Zip-A-Dee-Doo-Dah」だし。(スペクター・フォロワーの最新作へ続く)

https://lh3.googleusercontent.com/-v70CW_E6ZJ8/TqvLorEJGbI/AAAAAAAAGJU/b8vmfnvVAgY/s512/img148.jpghttps://lh3.googleusercontent.com/-KXqOXJpM9MI/TqvLo20UxRI/AAAAAAAAGJE/OhzHPwNWh4M/s512/img149.jpg

  1. Zip-A-Dee-Doo-Dah (A-side, Philles single #107, Hot 100 #8, R&B #7)
    Arr.Jack Nizsche
  2. Why Do Lovers Break Each Others Heart? (A-side, Philles single #110, Hot 100 #38)
    Arr.Jack Nizsche
  3. Let The Good Times Roll
    Arr. Arnold Goland
  4. My Heart Beat A Little Faster (B-side, Philles single #111)
    Arr.Jack Nizsche
  5. Jimmy Baby
  6. Baby (I Love You)
    Arr.Jack Nizsche
    サックスが魅力的
  7. White Cliffs Of Dover
    Arr. Arnold Goland
    「Be My Baby」の原型となったと言われているギター。
  8. This Land Is Your Land
    Arr. Arnold Goland
  9. Dear (Here Comes My Baby)
    Arr. Arnold Goland
  10. I Shook The World
  11. Everything’s Gonna Be All Right
    Arr.Jack Nizsche
  12. Dr. Kaplan’s Office.
    Arr.Jack Nizsche