Baby's in Black - アストリッド・キルヒャー
先日観た「リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド 」でちょっと気になり点をクローズアップ。
この映画の前半のビートルズのハンブルグ時代の部分でインタビューに登場していた女性アストリッド・キルヒャーさん。ビートルズのハンブルグ時代に親交のあった女性カメラマン方に興味惹かれました。一番ビートルズに夢中になった中学生時代にはドイツ時代の音源や情報を子供が入手するのは難しくしりませんでした。当時は、レコードばかりでなくドキュメント物の本とかも結構読んではいたのですが印象に残っていませんでした。もっと、近年、このドイツ時代も結構詳細に扱っているビートルズ・アンソロジーのDVDセットを購入した時にもスルーしちゃったのですけどね。なぜか今回、この当時のビートルズのメンバーのスチュアート・サトクリフの恋人でもあったアストリッドのかっこ良さに惹かれたのでした。ジョージの映画では細かい説明は無かったのですが、気になって調べてみると当時のビートルズのカッコい写真を多く撮っているのですね。(やはりここでもフォトグラファーとミュージシャンの深い関係があるのですね)
この有名な「With the Beatles」のジャケットの撮影でのハーフ・シャドウのアイディアが彼女なのです(撮影はロバート・フリーマンでジョン・コルトレーン等のジャケット撮影も)。しかも、初期ビートルズといえばこの髪型というマッシュルームカットの産みの親でもあるのです。このスタイリッシュなイメージ改めてかっこいいなと思いました。
これは実際彼女が撮影したもの
そしてその彼女自身がすごく素敵なのでした。
- Baby's in Black -Beatles For Sale
この曲は、ビートルズ脱退後62年に脳出血で亡くなったスチュアートの恋人であるアストリッドのことを思って作られて曲だそうです(彼女は黒い服が好きだった)。