ぴゅーもんブログ

カナダ生まれの日本育ち白イルカ(ベルーガ)のぬいぐるみぴゅーもんのブログです、ハワイにもいったよ〜(不定期のんびり更新)

チェコスロバキアのビートルズ、オリンピック

最近のテーマというか読んでいる「自由・平等・ロック」の影響で東欧のロック関連を動画サイトにて聴いておりますが、なかでもチェコスロバキアのという国は、ビートルズ好きな国で有名なようです。
一番有名なのはヘイ・ジュードのエピソードでしょう。

1989年のチェコスロヴァキアのビロード革命のおり、1960年代のチェコを代表する歌手の一人、マルタ・クビショヴァー(Marta KUBIŠOVÁ)による、チェコ語でのカバー(チェコ語作詞:ズデニェック・リティーシュ(Zdeněk RYTÍŘ))が、民主化運動を行う民衆を励ます曲として、「マルタへの祈り(Modlitba pro Martu)」と共に民衆によって歌われた。クビショヴァーによる「ヘイ・ジュード」は、1968年にチェコにソヴィエト軍が侵攻し、いわゆる「プラハの春」を弾圧した事件に抵抗するために「マルタへの祈り」等と共にレコーディングされていたのであった。
なお、チェコ語では「ジュード」は女性形の名詞ではないが、マルタ版の歌詞においては「ジュード」は女性ということになっている。また、ビロード革命の時には、クビショヴァー自身は歌詞を忘れてしまい、完全に歌うことができなかった。

ヘイ・ジュード
  • ヘイ・ジュード♫ 革命のシンボルになった名曲

そう、ビートルズがデビューした頃にはチェコは民主化が進んでいたので、東欧のなかでもとりわけビートルズとかが流行っていたようですね。そんななかで、チェコのビートルズとして一番人気のあったのはオリンピックというバンドだそうです。ビートルズのコピーバンドとして人気がでて、エド・サリバン・ショーへの招待を受けるほどだったようです。

  • Yvonne Přenosilová a Olympic - That's all you gotta do (1964)
    上記のマルタ・クビショヴァーも最初はこんな感じのアイドルから始まりました。
  • Pavel Bobek & Olympic - Oh, Boy

  • Olympic - Everybody - LP : Ptak Rosomak - Czech Beat - 1969 - Supraphon
    この辺はコピーから卒業して独自な世界を出してきたころですね。やはり全世界的にこんな音だったのですね。
  • Olympic - O Pulnoci - LP : Ptak Rosomak - Czech Beat - 1969 - Supraphon

この辺の音楽関係のドキュメントは旧チェコスロバキアの国営放送の音楽番組『Bigbít(BIG-BEAT)』にて観ることが出来るようです。わたしもまだ全編観れていないのですが、後の参考としてリンクを掲載しておきます。曲はけっこう楽しめるのですが、言葉が分からないが難点です。

  • Bigbít 1956 -1989 02 / 1
    1958-1964
  • Bigbít 1956 - 1989 04 / 1
    1962-1963

途中省略。。。
これは膨大なドキュメントであり時間があったらちょこちょこ観てみたいと思います。
Bigbít 1956 - 1989