東京人 2011年 03月号『NHK「ラジオ深夜便の」現場を訪ねて。』

先日に引き続き、「東京人」のラジオ深夜放送特集です。特集のタイトルは青春の深夜放送ですが、取り扱う範囲は非常に幅が広くよく編集されてると思います。同じ青春でも昔の青春な人たちにとっての現役深夜放送である。「ラジオ深夜便」まで扱ってくれています。この番組は基本的には私よりももっと上の世代、私の父や母の世代の方々が聴いているような番組です。眠れない老人を基本的にターゲットにしている番組ではあるのですが、その大人な番組の作りが一部では人気です。
私自身この番組の存在を知ったのは大瀧師匠の新春放談で師匠が深夜便の良さを語っていたところからです。なかでも、コガ・ミュージアム・ミュージアム講座の解説を務める音楽評論家池田憲一さんの音楽講話が秀逸であり、録音して聴いておりました。美空ひばりさんや古賀政男さんの特集とかは非常に面白い番組でした。楽曲の解説などが秀逸。その他、昔の映画音楽とかの特集とか決して騒がしくない緩やかな流れの中で紹介されてゆきます。ある種、レコ部のような雰囲気を持つ番組が有ります。私がリタイアするころまで続いていて欲しい番組です。最近聞いていないけどまた聴こうかなと思いました。
こんな深夜便のCDもでています
ラジオ深夜便懐メロスタンダード戦前編
 ラジオ深夜便懐メロスタンダード戦後編

ＮＨＫラジオ深夜便テーマソング　THE CHANCE YOU TAKE
このテーマソング聴いただけでもまったりとした番組の雰囲気がわかると思います。

【NHKラジオ深夜便】懐かしのコミック･ソング特集 2000.01.03.
ちょうど深夜便をよく聴いえいたのはこのころか、もう少し前くらいのころです。■ 曲順 → 榎本健一「エノケンのダイナ」二村定一「笑ひ薬」榎本健一＆二村定一「モン・パパ」古川ロッパ（古川緑波）「酔えば大将」岸井明＆平井英子「タバコ屋の娘」あきれた・ぼういず「四文オペラ」堺駿二「俺は天下の二枚目だ」伴淳三郎＆泉友子「アジャパー天国」柳家金語楼＆宮城まり子「あなた、何だい」トニー谷「レディス&ヂェントルメン&おとっさん,おっかさん(ユー・ビロング・トゥ・ミー)」小林旭「恋の山手線」ハナ肇とクレージーキャッツ「スーダラ節」こんな選曲です。大瀧師匠が言及するはずですよね。