ロックンローラー近田春夫の歌謡曲って何だ? 6月29日 第22回「あなたのアイドル」
今回のテーマ「アイドル」しかも「あなたの」ですからね。近田さんの選曲もかなり飛ばしていましたね。自ら良い選曲と自負しているだけあって、なかなか楽しい選曲でしたね。近田さんのアイドル感を堪能できました。いずれは消えてしまうような刹那な感じをアイドルに見出しているようですね。近田さんはこのテーマ「星くず兄弟の伝説」でも扱ってますよね。たしかに、この選曲いいのですが、改めてプレイリストの作家陣を眺めると安井かずみ(みナみカズみ)さんの曲多いですよね、その歌詞の世界を重要視する近田さん、意識的か無意識化なかなか興味深い事が浮かび上がって来ましたね。アイドルと安井かずみさんの歌詞ってなんか掘り下げると面白そうですね。
今回リクエスト数も最も多かったようですね、みなさん、やはり歌謡アイドルが好きなのですね。
15時台
- 「涙のムーディー・リバー」 スリー・ファンキーズ
作詞:BRUCE GARY DANIEL、作曲:BRUCE GARY DANIEL。『シャボン玉ホリデーでスリー・ファンキーズを聴くのを楽しみにしていたのです。テレビでは高橋元太郎さんだったのですが、このレコードは手塚茂夫さんに変わってますね。』- 「スピーディー・ゴンザレス」 伊藤アイコ、ハニー・ナイツ
作詞:水島哲、作曲David GatesDavid Gates:、編曲:寺岡真三。『訳が直訳で面白い。』- 「ワンダフル・オポチュニティー」 B’z
作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘。『おとなになってから本気でハマったアイドル。「IN THE LIFE」というアルバムが凄くよくてそれからアイドルです。これやっぱ、詞がいいんだよね、前向きさせるような感じがあって。』近田さんがビーズのファンだというのちょっと意外な感じでした。- 「なんてったってアイドル」 マーチング・フェローズ・オーケストラ
作詞:(秋元康) 作曲:筒美京平 編曲:神山純一。- 「はじめての世界で」 フォーリーブス
作詞・作曲:B.Gordy Jr, G.Gordy, R.Davis. 日本語詩:北公次 編曲:G.Tage Fourleaves。『3番の英語の歌詞がもろカタカナなところがいいですね。』- 「愛のバルコニー」 斉藤チヤ子
訳詞:みナみカズみ、作曲:Gene Pitney マニング〜ハジダキス?、編曲:前田憲男。『まゆのキリッとした男性的なひとで憧れました。』- 「誰よりも君を愛す」 松尾和子
作詞:川内康範、作曲:吉田正。『俺が、最初に官能的な気持になったのは松尾和子さんですね。川内康範の詞がいいんですよね。エントロピーの増大ということは誰にも阻止できないんだという深遠な意味もある。』- 「ミスター・ベースマン」 麻生京子
作詞:みナみカズみ、作曲:J・シンバル。『のちの麻生レミとしてフラワーズのボーカルになったかた。和製ワンダ・ジャクソンとして売りだしたひと。パンチのある声聴いてください。』16時台
- 「17才」 森高千里
作詞:有馬三恵子、作曲:筒美京平、編曲:斉藤英夫。『コンセプチュアルに(メタに)、アイドルとは何かということを実験的に表現していたひとですよね。』- 「前略、道の上より」 一世風靡セピア
作詞:セピア 作曲:GO TO 編曲:GO TO(後藤次利)。『この人達もアイドルとは何かをコンセプチュアルに考えていた人たち。よく聴くと詞が相当に馬鹿馬鹿しいですよね。』- 「愛しあうには早すぎて」 本間千代子
作詞:丘灯至夫; 作曲:山路進一; 編曲:山路進一。『吉永小百合と人気を二分するアイドル』本間千代子さんはほんといいですよね。- 「ある事情」 小林麻美
作詞: 安井かずみ 、作曲: 筒美京平 、編曲: 萩田光雄。『筒美京平の名曲ですね。歌詞が意味深ですね。』- 「星のフラメンコ」 斉藤 功
作詞:浜口庫之助; 作曲:浜口庫之助; 編曲:斉藤功。この曲以外の動画がいくつかありましたが、泣きのギターですな。
http://www.nhk.or.jp/tsunagaru/chikada/0629.html
- 「ノー・ノー・ボーイ」 ザ・スパイダース
作詞:田辺昭知、作曲:かまやつひろし、編曲:ザ・スパイダース。「個人的に好きな曲をかけようかなと思いまして。」- 「街のサンドイッチマン」 鶴田浩二
作詞:宮川哲夫、作曲:吉田正、編曲:佐野鋤。『割りと最近の曲が多かったので古めの曲。この時代で謎なのが感想とかに電子オルガンみたいなのがつかわれているのですよね。どの銘柄を使っていたのかどなたかわかっていれば教えてください。』- 「J.Q.」 堀 絢子
作詞:前田武彦、作曲:三保敬太郎。『番組よりこの曲が好きで毎週みていたような気がします。当時坂本九さんが歌っていたのですけどね、当時レコード鳴ってなくて。これほんとうカッコイイ曲なんですよ。本当影響を受けた曲です。途中転調とかはいって。』この動画、堀絢子さんでは無いバージョンですが、この曲確かに凄いので。ぜひ坂本九さんのバージョンも聴いてみたいですね。- 「お別れしましょう」 朝丘雪路
作詞:なかにし礼、作・編曲:筒美京平。『夢中になっていてもどっか最後に別れるということですね、そして「ちぎらずに」という恋愛禁止な感じ。』